夢に現われた女の子

 その夜は、 ゲストルームに一泊お世話になることにしました。
シングルのベッドとソファが置いてあるだけの質素な部屋でした。
とても疲れていたがベットに入ってもなかなか眠れませんでした。
「せっかくここまで来たのに会えなかったのはなせだろう。」
「ヤンチェンに会いたいと言うのは私のエゴだったかも知れない。」
「しかし助安さん達も知らなかったのだろうか。」
「今まで払い続けてきた教育費はどうなっているのだろうか。」
など、いろんなことが頭をよぎりました。
そんなウトウトしている中である不思議な夢をみました。
小さなとてもかわいい女の子が私の部屋の中に入ってきて、こう話したのです。
「遠いところから会いに来てくれてありがとう。私とってもうれしい。
お礼をいいたくて来たの。」と。
私は、その小さな女の子をおもわず抱きしめました。
その時なにか暖かくてやわらかい光に包まれたような感じがしました。
「決して無駄ではなかったんだ。」
この大地のスピリットに祝福されたようにも思えました。
そして今回はヤンチェンに逢えなかったけれど、
いつかきっと会えるだろうという確信が私の中に芽生えていました。

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