はじめに

私は1990年にチベットの子供たちの里親制度について知りました。
 ダライ・ラマ法王とともにインドに亡命中のチベット難民の子供たちは、
学校に行きたくても親の収入が少ないため教育が受けられないといいます。
世界中には、恵まれず教育をの受けられない子供たちがたくさんいるそうです。
私はちょうど、「世の中に対して何か自分ができることはないだろうか?」と
思っていたときでした。
 その頃はOLの一人暮らしで、決して余裕があった訳ではありませんでした。
「はたして最後まで面倒みれるのだろうか?」と、もちろん心配もありました。
しかし振り返ってみると、自分の欲望のまま欲しい物を手にいれ、物質的な面ではとりあえず満足してはいたけれど、心は満たされず虚しいものを日々感じていました。
また、無駄にお金を使っていることも度々ありました。
月に2,000円、「生きたお金の使い方をしよう!」そう思ったのです。
 

里子との深い結びつきを感じて

 申し込んでから、里子のプロフィール(氏名、年齢、家族構成)と顔写真が届きました。
その写真を見た瞬間、熱いものが込み上げてきました。
言葉では何とも言い表せがたいのですが、とても愛おしく、深い結びつきを強く感じたのです。         そうこの瞬間に彼女と私との間に心の虹がかかったのかもしれませんね。
「あの子の里親になりたい、この子の里親になりたい」とこちらからの希望をいうことはできません。
どの子の里親になるかは、すべてやすらぎ研究所がきめてくださったこと、
いえ、もしかしたら神様が決めてくださったことかもしれませんね。
 名前は<ヤンチェン・ドルカー>と言い、年齢は13歳で4人姉妹の三女と書かれていましたが、
それよりもっと幼く見える女の子でした。
「両親の収入はとても低く、子供たちの教育費を出す余裕がないので、里親が必要です。
どうか、教育のご援助おねがいします。」
というようなことが書かれてありました。
私は、この子が卒業するまではどんなことがあっても責任を果たしていこうと心に誓いました。


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